今シーズン3回目のスキー旅行は、前回の蔵王温泉から一転、夜行バスを利用して1泊3日でサンアルピナ鹿島槍スキー場を訪ねた。初めてのゲレンデで、近くの大町温泉という温泉街に宿泊できることと最長滑走距離が約5,000mと長いことから、今回は決めた。参加メンバーは4人と少人数。3人は後輩、気心の知れた連中。
仕事を慌てて切り上げて、金曜日の23時に池袋を夜行バスが出発。すぐに消灯となって、程なく僕も眠りに落ちた。宿泊場所となる大町温泉に到着したのが5時頃、それまで熟睡だった。
宿に到着すると温泉に入って眠気を覚まし、そしてスキーウェアに着替えすぐにゲレンデを目指した。大町温泉からサンアルピナ鹿島槍スキー場までは、バスで20分程度。8時過ぎにはもう滑り始めた。今回のゲレンデは、景色が最高というのが圧倒的印象。2日間通じて快晴だったこともあって、絶景が広がっていた。どこからも壮大な鹿島槍を眼前に眺めることができたし、頂上付近からは青木湖が眼下に。やっぱりスキーの醍醐味の1つは景色だと再認識した。コースは中級斜面が割合的に多く、上級斜面でも幅が広くて滑りやすい。気楽に風景を楽しみながら滑るには持ってこいだった。残念だったのは雪質。3月に入ってまだ間もないのに、ここまで悪くなるとは・・・。気温が上がって上着を脱いで滑るくらいだったので、午後には雪がシャーベット状態。余計な筋力を使わされる。何はともあれ、2日間通じてガンガン滑った。日焼け止めを一切塗らなかったので、雪焼けで顔には完全にゴーグル跡、かなり格好悪い。
ところで、宿には少々不満。温泉自体は良かったけれども、食事が酷かったし、接客態度も良くなかった。格安プランだから仕方がないか。帰る間際にバス集合場所付近で美味しい信州そばを食べることができたのが救いだった。
今回信じられなかったのが、自分が夜眠りに落ちた時間。21時には眠りに落ちていた。小学生かと。翌日完全に体力が回復していて楽しく滑ることができたけれど、いくらなんでも情けない。
雪焼けで顔を赤らめながら東京に戻ったのは日曜日の21時頃。翌日仕事が控えているので、家に直帰した。
今シーズンのスキーはこれでおしまい。
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